学生(学部/大学院)会員
学生会員は、学部の学生セクションと大学院の院生セクションに分かれます。大学院生は実践技能の科目を中心に、その科目のエキスパートが解説する動画講義を視聴できます。
学部学生が公認心理師養成カリキュラムを体系的に学ぶのに役立つ動画講義を提供しています。 つづきを読む
心理学や臨床心理学の学び方から始めて心理職になるための基本科目を体系的に学ぶことができます。臨床心理フロンティアの動画講義と組み合わせることで公認心理師カリキュラムの基本を習得し、大学院受験と公認心理師試験及び臨床心理士試験の準備をすることができます。
学部学生用動画コンテンツ詳細
(2020年11月11日現在 今後も追加予定)
*「心理学」の学び方
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公認心理師になるためには、心理学研究法に加えて知覚、認知、学習、言語、感情、性格、社会、発達、さらには脳・神経など、多分野の心理学を学ぶ必要があります。視聴者は、本講座を通して心理学の全体像を体系的に理解でき、その上で各分野の心理学の上手な学び方を知ることができます。それによって、心理学の学習を無駄なく、楽しくできるようになります。
1. 公認心理師のための心理学概論 (宮川純)
2. 公認心理師のための心理学の学び方(書籍紹介) (髙橋美保)
3. 心理学辞典を活用した心理学の学び方 (髙橋美保)
参考文献
宮川純他(著)「公認心理師のための「基礎科目」講義」 北大路書房
下山晴彦他(編)「誠信書房 心理学辞典 新版」 誠信書房
*「心理学研究法」を学ぶ
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心理学は、心の働きに関して実証的な方法で研究を進めることが基本となります。心理学研究では、リサーチデザインを作成し、実験法、調査法、観察法、面接法などを用いてデータを収集し、分析して研究を進めます。本講座では、研究成果の発表や倫理なども含めて心理研究法を概説します。密度の濃い心理学概論にもなっています。
1. 心理学研究法:概論[1] (三浦麻子)
2. 心理学研究法:概論[2] (三浦麻子)
3. 心理学研究法:概論[3] (三浦麻子)
参考文献
三浦麻子他(著)「公認心理師スタンダートテキストシリーズ4 心理学研究法」 ミネルヴァ書房
*「質的研究法」を学ぶ
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質的研究法は、量的研究法に比較して新しい研究法です。しかし、現実場面に即したデータを収集し、データを数量化せずに物語として分析する点で心理実践と共通することが多いので、卒業論文や修士論文で用いられることが多くなっています。視聴者は、本講座を通して質的研究法を体系的に学ぶことができる。
1.質的データ分析入門[1] (能智正博)
2.質的データ分析入門[2] (能智正博)
参考書
能智正博(著)「臨床心理学をまなぶ6 質的研究法」 東京大学出版会
*「臨床心理学の概要」を学ぶ
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臨床心理学は、実践活動、研究活動、専門活動から構成されています。さらに、実践活動は、個人心理療法だけでなく、家族療法やコミュニティ心理学などの多様な方法を用いて心理支援を行います。視聴者は、本講座を通して臨床心理学の全体の構造を把握した上で、書籍紹介を通して実践活動及び研究活動のさまざまな方法を学ぶことができます。
1. 公認心理師のための臨床心理学入門 (下山晴彦)
2. 臨床心理学の知識と技能の基本を学ぶ (下山晴彦)
3. 統合療法とコミュニティ・アプローチを学ぶ (平木典子・高畠克子)
4. 質的研究法と量的研究法を学ぶ (能智正博・南風原朝和)
参考書
下山晴彦他(著)「公認心理師のための「基礎科目」講義」 北大路書房
下山晴彦(著)「臨床心理学をまなぶ1 これからの臨床心理学」 東京大学出版会
平木典子(著)「臨床心理学をまなぶ4 統合的介入法」 東京大学出版会
高畠克子(著)「臨床心理学をまなぶ5 コミュニティ・アプローチ」東京大学出版会
*「エビデンス・ベイスト・プラクティス」を学ぶ
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現代臨床心理学の基本となっているのが科学者ー実践者モデルです。科学者ー実践者モデルでは、心理職は心理支援実践をするだけでなく、実践の有効性を実証するためエビデンス(証拠)を示すことが重視されます。このような活動がエビデンス・ベイスト・プラクティスです。視聴者は、本講座を通してエビデンス・ベイスト・プラクティスの考え方と、その方法を学ぶことができます。
1. エビデンス・ベイスト・プラクティスの基本を学ぶ (原田隆之)
2. エビデンスベイスト・プラクティスの実際 (原田隆之)
参考書
原田隆之他(著)「公認心理師のための「基礎科目」講義」 北大路書房
原田隆之(著)「心理職のためのエビデンス・ベイスト・プラクティス入門」金剛出版
*「イギリスの臨床心理学」を知る
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イギリスの臨床心理学は、科学者ー実践者モデルを基本として発展し、社会のメンタルケア活動をリードする学問となっています。臨床心理学大学院を修了したクリニカルサイコロジストは、心理専門職としてメンタルケアチームのリーダーとなって活躍しています。視聴者は、本講座を通して日本の心理臨床学とは異なる臨床心理学の専門性を理解できます。
1. イギリスの臨床心理学を学ぶ[1] (David Murpy(英国心理学会会長))
2. イギリスの臨床心理学を学ぶ[2] (David Murpy(英国心理学会会長))
参考書
下山晴彦(編訳) 「臨床心理学入門」 東京大学出版会
下山晴彦(訳) 「専門職としての臨床心理士」 東京大学出版会
*「倫理の基本」を学ぶ
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心理職が専門職として行うべき(或いは行うべきでない)行動規範を示す職業倫理の基本的内容を倫理原則に基づいて体系的に解説する。視聴者は、心理職がなぜ倫理を学ぶ必要があるのか、どのように学ぶことができるのかを知ることができる。
1. 心理職の職業倫理:基本講義[1] (慶野遥香)
2. 心理職の職業倫理:基本講義[2] (慶野遥香)
参考文献
慶野遥香他(編)「公認心理師スタンダードテキストシリーズ1 公認心理師の職責」ミネルヴァ書房
下山晴彦(監訳) 「心理援助の専門職になるために」 金剛出版
*「関連行政論」を学ぶ
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国家資格である公認心理師は、行政システムの枠内で心理支援サービスを提供することが多くなります。そのために関連する法律や制度を学ぶ必要があります。本講座では、心理職関連の法律及び「医療・保健」「福祉」「教育」「司法・犯罪」「産業・労働」の5分野の法律の学び方を体系的に解説します。
1. 心理職の法律入門(1)法制度の学び方と公認心理師法 (岡田裕子)
2. 心理職の法律入門(2)関係行政論Ⅰ 医療・福祉 (岡田裕子)
3. 心理職の法律入門(3)関係行政論Ⅱ 教育・司法・産業 (岡田裕子)
参考書
岡田裕子他(編)「公認心理師スタンダードシリーズ23 関係行政論」ミネルヴァ書房
岡田裕子他(編)「公認心理師への関係行政論ガイド」北大路書房
*シンポジウム「公認心理師とは何か:現状と課題」
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第4回公認心理師試験の直前となる2021年秋に実施されたシンポジウムの記録です。日本心理臨床学会理事長及び副理事長(当時)として公認心理師法成立に深く関わった野島一彦氏と下山晴彦に加えて公認心理師試験の試験分析のエキスパートの宮川純氏と髙坂康雅氏が公認心理師試験の分析を通して公認心理師制度の現状と課題を明らかにします。
【第1部】試験の出題分析から見えてくること-宮川純/髙坂康雅/下山晴彦
【第2部】結局、公認心理師とは何なのか-下山晴彦/野島一彦
【第3部】全体討論と質疑応答-野島一彦+宮川純+髙坂康雅+下山晴彦
会員組織は、「フロンティア会員」「学生会員」「専門職会員」の3つに大別されます。
「フロンティア会員」は、心理サービスにご関心のある方なら誰でも無料で入会できます。
心理職として臨床現場に出るために必要な技能を体系的に習得し、公認心理師と臨床心理士の資格試験対策に役立つ知識を学習する動画講義を提供しています。 つづきを読む
技能編」では基本技能から実践技能まで段階的に、そのテーマの第一人者による動画講義で学ぶことができます。「現場編」では、臨床現場に心理職として出るための資格試験対策、各分野の現場で活躍するための知識や技法、現場で必要となる個別技能について、そのテーマのエクスパートが解説します。
大学院生用動画コンテンツ詳細
(2020年11月11日現在 今後も追加予定)
*基本技能「臨床心理アセスメント」を学ぶ
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心理職の実践活動は、アセスメントでデータを収集し、ケースフォーミュレーションでデータを再構成して問題を理解し、介入方針を立てて介入する手続きが基本となリマス。本講座では、アセスメントからケースフォーミュレーションに至る手続きを基本から体系的に解説します。
1. 臨床心理アセスメント基本講義 (下山晴彦)
2. 臨床心理アセスメントの実践講義 (下山晴彦)
参考書
下山晴彦(著)「臨床心理アセスメント入門」 金剛出版
*基本技能「知能検査の実施技能」を学ぶ
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知能検査は、知能水準を測定するだけでなく、認知機能の特徴を測定し、認知や行動の特性を理解するのに有効なアセスメント技法です。本講座では、知能検査とは何かについての基本的な知識から始めて知能検査の実施手続きとその活用方法を体系的に解説します。
1. 知能検査活用のための基本講義 (高岡佑壮)
2. 知能検査活用の実践講義 (高岡佑壮)
参考文献
高岡佑壮(著)「発達障害のある人の「ものの見方・考え方」 ミネルヴァ書房
*基本技能「動機付け面接」を学ぶ
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臨床心理実践においては面接だけでなく、アセスメントにおいても共感的コミュニケーションを基盤とした動機付けが重要となります。本講義では、心理支援の基礎となるコミュニケーション技法に基づく動機付け技法を解説します。視聴者は、本講義を通して問題解決に向けてクライエントと協働するための技能を学ぶことができます。
1. 心理支援コミュニケーション実践講義 (林潤一郎)
2. 動機づけ面接の基礎 (林潤一郎)
3. 動機づけ面接の臨床活用(林潤一郎)
参考文献
下山晴彦他(編)「現代臨床心理学3 臨床心理介入法」 東京大学出版会
*基本技能「行動療法」を学ぶ
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多くの場面で有効性のエビデンスが示されている行動療法の考え方と使い方を体系的に解説します。行動療法では、エクスポージャー、機能分析、行動活性化、さらにはACTなど、さまざまな方法が発展しています。認知行動療法を習得するためには、まず行動療法を学ぶ必要があります。視聴者は、本講義を通して行動療法の基礎から最新の臨床活用法まで段階的に学ぶことができます。
講義1:行動療法の基本的な発想 (三田村仰)
講義2:行動療法と「考える行動」 (三田村仰)
講義3:行動療法と関係フレーム理論 (三田村仰)
テキスト
三田村仰(著)「はじめてまなぶ行動療法」 金剛出版
*基本技能「認知療法」を学ぶ
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認知療法は、有効性のエビデンスも認められており、適用の手続きもわかりやす、心理職にとっては必須の心理支援技法となっており、さまざま場面で活用されています。認知療法の創始者のBeckに直接の指導を受けて帰国し、日本に認知療法を導入した大野裕氏が理論、技法、そして臨床的適用について体系的に解説します。
1. 簡易型認知行動療法【1.基本講義】 (大野裕)
2. 簡易型認知行動療法【2.実践講義】 (大野裕)
3. 簡易型認知行動療法【3.応用講義】 (大野裕)
テキスト
大野裕ほか(著) 「簡易型認知行動療法実践マニュアル」 きずな出版
*基本技能「マインドフルネス」を学ぶ
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マインドフルネスは、仏教の瞑想法から発展し、現在では心理的安定を得る方法として幅広く活用されるようになっています。定義としては、「今ここでの体験に気づき、それをありのままに受け入れる態度及び方法」です。本講座では、その基本的考え方と使い方をマインドフルネスの第一人者である大谷彰氏が解説します。
1. マインドフルネス入門[1] (大谷彰)
2. マインドフルネス入門[2] (大谷彰)
テキスト
大谷彰(著)「マインドフルネス入門講義」 金剛出版
*基本知識「精神科薬物療法」を学ぶ
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精神障害を抱えるクライエントの多くは、精神科薬物療法を受けている。精神科薬物には副作用があり、それがクライエントに影響を及ぼしています。そこで、心理職は、そのようなクライエントの状態を理解して担当医を協力して心理支援をするために精神科薬物療法の基本知識が必須です。本講座では、精神科薬物の基本的知識と使い方が体系的に開設されます。
1. 精神科薬物療法の基本[1] (滝沢龍)
2. 精神科薬物療法の基本[2] (滝沢龍)
参考書
滝沢龍(訳)「精神疾患・メンタルヘルスガイドブック」 医学書院
*発展技能「家族療法」を学ぶ
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家族をシステムとして見ることで、複雑な家族関係のダイナミックスを理解することが可能になります。個人を対象とした心理支援であっても、クライエントの家族ダイナミックスがわかることで問題理解を深めることができます。本講座では、家族療法の理論と技法を体系的に解説します。試聴は、本講座を通して問題をシステムの観点から理解する技能を学ぶことができます。
1. 家族療法の基本講義 (田中究)
2. 家族療法の実践講義 (田中究)
参考書
田中究ほか(編)「みんなのシステム論」 日本評論社
*発展技能「スクールカウンセリング」を学ぶ
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スクールカウンセリングの知識と技法は、教育分野で仕事をする心理職にとっては必須技能です。特に学校において教員と協働して仕事をするためには学校システムや学級運営の仕方を知り、不登校やいじめなどの学校特有の問題のあり方を理解しておく必要があリます。本講義では、スクールカウンセリングの前提となる学校に関する基本知識に加えてスクールカウンセリングの多様な方法を体系的に解説します。
1. 公認心理師のためのスクールカウンセリング基本講義 (石川悦子)
2. 公認心理師のためのスクールカウンセリング実践講義 (石川悦子)
*発展技能「虐待の理解とアウトリーチ支援」を学ぶ
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子どもの虐待とその対応は、福祉分野に限定されるものではなく、医療、教育、司法、産業の全てに関わってくる深刻な問題です。また、虐待への対応は、従来の来談者を待つクリニックモデルではなく、コミュニティモデルによる対応が必要となります。必要に応じて心理職が現場を訪問するアウトリーチ支援が必要となります。本講義では、虐待の問題と、その問題解決に必要なアウトリーチの技法を解説します。視聴者は、虐待対応を通してコミュニティモデルの方法を学ぶことができます。
1. 子ども虐待の理解と対応 (髙岡昂太)
2. 公認心理師のためのアウトリーチ入門 (髙岡昂太)
*発展技能「子どもの認知行動療法」を学ぶ
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日本において子どもの心理援助は、これまで遊戯療法と箱庭療法が中心でした。しかし、発達障害支援も含めて子どもの多様な問題に対応するためには、認知行動療法を用いた介入が必要となっています。しかし、子どもを対象とした場合、成人用の認知行動療法を適用することはできません。そこで、本講座では、子どもの認知行動療法の基本的な考え方と実践技法を体系的に講義します。
1. 子どものための認知行動療法の基本を学ぶ (下山晴彦)
2. 子どもの認知行動療法の臨床活用 (松丸未来)
参考書
松丸未来・下山晴彦(監訳)「子どものための認知行動療法ワークブック」 金剛出版
*発展技能「倫理実践」を学ぶ
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心理職が職業倫理を実践する際には、しばしば判断が難しい倫理的ジレンマに直面する。本講座では、まず心理職にとって倫理とは何かを基礎理論を確認した上で、倫理的ジレンマに対処する倫理実践の理論と方法を解説する。視聴者は、本講座を通して臨床現場で倫理的問題に直面した場合に適切に対処する方法を学ぶことができる。
1. 心理職の職業倫理-基礎編 (金沢吉展)
2. 心理職の職業倫理応用編[1] (金沢吉展)
3. 心理職の職業倫理応用編[2] (金沢吉展)
参考書
金沢吉展他(著)「公認心理師「基礎科目」講義」 北大路書房
金沢吉展(著)「臨床心理学の倫理をまなぶ」 東京大学出版会
*個別技能「心理支援コミュニケーション」の使い方
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心理職の実践は、クライエントや関係者とのコミュニケーションを媒介として行われます。したがって、教育訓練の最初に習得しなければならないのが、心理支援のためのコミュニケーション技能となります。特に相手との間に信頼関係を形成するコミュニケーション技能がその基本となります。本講義では、心理支援のコミュニケーション技能とはどのようなものであり、どのように実践するのかを解説します。視聴者は、本講義を通して心理職としての土台となる基本技能を学ぶことができます。
心理支援コミュニケーション実践講義 (林潤一郎)
*個別技能「知能検査」の使い方
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知能検査は、単に知能を測定するだけの方法ではありません。言語、知覚、記憶、処理速度といった指標に基づいて認知機能の特徴を推測し、それが被検査者の問題形成にどのように影響をしているのか、そしてどのような支援が必要なのかを見立てる資料となるものです。本講義では、そのような知能検査の臨床活用の方法を具体的に解説します。
高岡佑壮・下山晴彦『知能検査の臨床活用』 (高岡佑壮・下山晴彦)
*個別技能「認知行動療法」の使い方
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認知行動療法は、単に理論やマニュアルを知っているだけでは、実際の現場では使いこなることができません。問題をアセスメントし、そのデータからケースフォーミュレーションを形成し、問題解決に適した認知行動療法の技法を選択し、問題状況に即して柔軟に適用している技能が必要となります。視聴者は、本講義を通して認知行動療法を問題に即して使いこなすための基本的な知識と方法を体系的に学ぶことができます。
下山晴彦『認知行動療法の基礎から応用へ』 (下山晴彦)
参考書
下山晴彦他(著) 臨床心理フロンティアシリーズ 認知行動療法入門 講談社
*個別技能「ストレスマネジメント」の使い方
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心理的問題や精神障害の発生には、何らかのストレスが深く関わっています。そのため、ストレスマネジメントができることで問題の発生を予防したり、問題の程度を軽減することができます。本講義では、ストレスマネジメントの理論と方法を具体的に解説します。視聴者は、臨床場面で使えるだけでなく、心理教育場面でも幅広く活用できるストレスマネジメントの方法を学ぶことができます。
ストレスマネジメント (竹田伸也)
参考書
竹田伸也(著)「クラスで使える!ストレスマネジメント授業プログラム」 遠見書房
*個別技能「アンガーマネジメント」の使い方
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怒り(アンガー)は、多くの問題行動の中核にある感情です。怒りなどの強い感情は、一度発現してしまうとコントロールが非常に難しく、さまざまな問題行動の連鎖を引き起こしてしまいます。そこで、アンガーマネジメントは、怒り感情が制御できなくなる以前に感情コントロールを進める技法です。臨床場面だけでなく、心理教育場面における予防活動にも活用できる技法です。
アンガーマネジメント (竹田伸也)
*現場を知る「医療分野:一般病院」
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医療・保健分野の心理職の仕事といった場合、多くの人は精神科のクリニックや病院の活動を想定すると思います。しかし、病院臨床といっても、精神科や心療内科に限られているのではなく、一般病院における他科でもさまざまな心理職の活動が期待されています。その中でも外科や内科などでのコンサルテーション・リエゾンの活動などは、その代表的な仕事となります。本講義では、一般病院における多様な心理職の仕事の実際を紹介します。
一般病院における心理職の仕事 (冨岡直)
参考書
下山晴彦・中嶋義文(編)「公認心理師必携 精神医療・臨床心理の知識と技法」 医学書院
*現場を知る「福祉分野:虐待」
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虐待は、子どもの成長に深刻な悪影響を及ぼす行為です。そのために未然に防ぐこと、そして早期の発見と介入が重視されます。しかし、不幸にも虐待を受けてしまった子どもに対しての心理支援も重要な心理職の仕事となっています。本講義では、虐待を受けた子どもの生活を対象とした統合的な支援の実際を具体的に解説します。視聴者は、虐待をテーマとして福祉分野の現場の実際を知ることができます。
内海新祐『「虐待」を受けた子どもへの統合的支援』 (内海新祐)
テキスト
内海新祐(著)「児童養護施設の心理臨床:虐待とその後を生きる」日本評論社
参考書
内海新祐他(編)「子どもの虐待を考えるために知っておくべきこと」日本評論社
*現場を知る「産業分野:企業」
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近年、働き方改革などにみられるように産業・労働分野におけるメンタルヘルスの問題が深刻化しています。
産業・労働分野における活動においては、企業組織や労働法規についての知識が必要となります。また、支援方法もEAPなどの方法も発展しています。本講義では、産業・労働分野で働く場合の基本的な知識と技能を体系的に紹介します。
心理職のための産業・労働分野の知識と技能 (坂井一史)
*現場を知る「米国の臨床心理学大学院」
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臨床心理学発祥の地である米国の臨床心理学大学院の教育のあり方を、現役大学院生Alexander Kriegさん(当時)が具体的に解説します。米国では、博士課程を前提とする大学院において科学者-臨床家モデルを基盤として高度な専門職の教育訓練がされています。日本との違いを知る上でも参考となります。
米国大学院における科学者-臨床家モデルの応用 (Alexander Krieg)
*「公認心理師試験」難点整理①:検査と脳科学
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公認心理師試験には、多様な問題が出題されます。その中でも多様な心理検査と脳科学の知識は、覚えにくいものです。しかし、毎回出題されます。そこで、これらの知識を体系的に解説している講義動画を試験対策として示しました。これは、臨床心理フロンティア部門で示している「公認心理師のための「心理査定」講義」の一部です。視聴者は、本講義を通して多岐にわかる知識を有機的に整理して学ぶことができます。
1. 公認心理師のための心理検査概論 (宮川純)
2. 心理職のための神経科学(脳科学)入門 (国里愛彦)
テキスト
宮川純・国里愛彦他(著)「公認心理師のための「心理検査」講義 ミネルヴァ書房
*「公認心理師試験」難点整理②「5分野の法制度」
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公認心理師の試験勉強において受験生が苦労するのが、関連行政論です。特に5分野の法制度については、多岐に渡るのでカバーするのが難しくなっています。しかし、法制度と関連する問題は、毎回出題されます。そこで、学部会員の動画講義「心理職の法律入門」の一部を試験対策として示しました。司法試験と公認心理師試験の両方に合格している岡田裕子氏が5分野の法律を体系的に解説しています。視聴者は、本講義を通して多岐にわかる知識を有機的に整理して学ぶことができます。
1. 心理職の法律入門(2)関係行政論Ⅰ 医療・福祉 (岡田裕子)
2. 心理職の法律入門(3)関係行政論Ⅱ 教育・司法・産業 (岡田裕子)
参考文献
岡田裕子ほか(編)「公認心理師スタンダートテキストシリーズ23 関係行政論」ミネルヴァ書房
岡田裕子ほか(編)「公認心理師への関係行政論ガイド」 北大路書房
*公認心理師試験の難点整理③「発達障害」
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公認心理師試験では、発達障害関連の問題が毎回出題されています。なぜならば、発達障害は、5分野の活動全てに関わる重要なテーマであるからです。そのような問題に正解するためには、発達障害のアセスメントについて正しい知識を持っている必要があります。本講義は、臨床心理フロンティア会員用の「公認心理師のための「発達障害」講義」から、発達障害全般とASDのアセスメントをテーマとした講義を選択して示しました。視聴者は、本講義を通して発達障害のアセスメントについて体系的に学ぶことができます。
1. 心理職のための発達障害の診断入門 (桑原斉)
2. 自閉スペクトラム症(ASD)のアセスメントの基本を学ぶ (稲田尚子)
テキスト
臨床心理フロンティア 公認心理師のための「発達障害」講義 (北大路書房)
*「公認心理師試験」に備える
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公認心理師を目指す学生は、公認心理師とはどのような資格であることを知った上で、資格試験の受験準備をして合格しなければいけません。本動画は、公認心理師の試験問題の分析と対策の第一人者である宮川純氏(河合塾KALS)と髙坂康雅氏(和光大学)に、下山晴彦がインタビューした記録です。視聴者は、本インタビュー動画を通して、公認心理師試験準備のための心構えを持つことができます。
1. 『公認心理師試験』受験応援インタビュー(宮川純・下山晴彦)
2. 結局、公認心理師とは何か―髙坂康雅先生に聞く― (髙坂康雅・下山晴彦)
*シンポジウム「公認心理師試験」勉強法
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公認心理師試験の問題傾向分析と試験対策の第一人者ある宮川純氏と髙坂康雅氏を迎えて、第4回公認心理師試験の対策として開催したシンポジウムの記録です。公認心理師試験の合格に向けて無駄なく勉強する学習方法の要点が示されています。
1.難問・奇問に屈しない取り組みと戦略-宮川純(河合塾KALS)
2.公認心理師試験に向けた学習の断捨離のススメ-髙坂康雅(和光大学)
3.動画を用いたラクラク(楽々)勉強法-下山晴彦(東京大学)
4.全体討論と質疑応答-宮川×髙坂×下山
会員組織は、「フロンティア会員」「学生会員」「専門職会員」の3つに大別されます。
「フロンティア会員」は、心理サービスにご関心のある方なら誰でも無料で入会できます。