「学問体系」図書室
臨床心理学の学問体系を適切に学ぶための書籍をご紹介します。 詳しくはこちら
公認心理師試験の受験参考書や、心理療法やアセスメントの技法書が多く出版されています。しかし、臨床心理学の学問体系を総合的に解説した書籍は少ないのが現状です。そこで、臨床心理学を体系的に解説している書籍を紹介します。
掲示板
公認心理師では、臨床心理学の専門性が第一に重視されておらず、医師の指示の下で活動し、行政の枠内で働くことが求められています。
その点で公認心理師は、自律した専門職ではなく、上位の指示に従う実務者や技術者という位置付けです。
実際のところ、臨床心理学の中核的要素である研究活動などは重視されていません。
ただし、公認心理師試験では、公認心理師試験に合格して国家資格を得るための臨床心理学の知識や技法に関する質問が多数出題されるので紛らわしくなっています。
したがって、公認心理師試験に合格して国家資格を得るだけでは実践心理職として働く実力はついていません。
心理専門職として実力アップをしていくためには、臨床心理学の知識と技能を体系的に学び、習得していくことが必要となります。